画像出典:がん患者の日常

限度額適用認定証・高額療養費制度との関係と使い方

がん治療や手術などで高額な医療費がかかる場合、「限度額適用認定証」や「高額療養費制度」を利用することで、自己負担額を抑えることができます。これまでは役所での申請や書類の準備が必要でしたが、マイナンバーカードを健康保険証として利用することで、手続きがぐっと簡単になりました。

マイナンバーカードへの切り替え方法

従来は、毎年7月ごとに「限度額適用認定証」の更新手続きを行う必要がありました。しかし、マイナンバーカードを健康保険証として登録すれば、申請手続きは不要になります。

登録は「マイナポータル」から簡単に行えます。スマホやパソコンからログインし、案内に従って保険証利用の設定を済ませるだけでOKです。

実際の使い方は?病院での流れ

月初めの通院や治療の際、受付でマイナンバーカードを専用のカードリーダーにかざすだけで認証が完了します。

認証方法は以下の2種類です:
  • 顔認証(カメラでの確認)
  • 暗証番号(4桁)
※がんセンターなどでは、治療に伴う髪型の変化や帽子の着用により顔認証がうまくいかないことも。そんな時は暗証番号での認証がスムーズでおすすめです。

マイナカード利用のメリットまとめ

  • 申請不要で自動的に限度額適用認定が反映
  • 保険証の持参が不要に
  • 医療費の一時負担額が軽減される
  • 毎年の更新手続きから解放される
がん治療のように長期にわたる医療が必要な場合、この仕組みは本当にありがたいです。僕自身も実際に利用してみて、その便利さを実感しています。

まとめ

マイナンバーカードを健康保険証として登録することで、「限度額適用認定証」や「高額療養費制度」がより手軽に活用できるようになります。特にがん治療中の方や高額な医療費がかかる方には、とても心強い制度です。

年に一度の申請も不要になり、受付でカードをかざすだけ。
ぜひこの制度を活用して、少しでも安心して治療に専念できる環境を整えてみてください。