
がんセンターの雰囲気は?
がんセンターといえば、患者さんも施設も全てがんに特化した施設です。なんとなく重たい雰囲気や空気かなとイメージしていましたが、近代的で非常に大きな施設を入ると直ぐにベーカリーカフェがあるので焼きたてのパンの香りが漂っています。大変な症状の患者さんもいらっしゃるかと思いますが、前向きな気持ちを持った方も多くて明るいイメージに変わると思います。総合病院と異なり、患者全員ががん患者ですので偏見やネガティブなイメージを誰からも受けないのも良いところだと思います。
がんセンターとはどういう施設?
がんの診療および研究を専門的に行っている日本の施設の名称。2005年5月現在、がんセンターの名称を持つ施設は国内に16カ所ある。地域におけるがん医療の中核施設として、質の高い医療の提供、地域の医療機関や住民への情報発信、がん専門医の育成などの役割を担っている。なお、日本におけるがん研究の専門機関は、国公立施設以外にも公益財団法人がん研究会及びその関係施設などの民間研究機関、そして各地の大学医学部・医科大学及びその付属病院等が、がん研究機関として「がんセンター」の名称を有する施設など多数存在する。
神奈川県立がんセンター病院概要
名称 | 地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 神奈川県立がんセンター |
所在地 | 神奈川県横浜市旭区中尾二丁目3番2号 |
敷地面積 | 37,425.56㎡ |
建物構造 | <病院棟・管理研究棟> 地上7階、地下1階 <重粒子線治療棟> 地上2階、地下1階 |
建物面積 | <病院棟・管理研究棟> 51,463.93㎡ <重粒子線治療棟> 6,999.47㎡ |
診療科目 | 循環器内科、糖尿病・内分泌内科、呼吸器内科、呼吸器外科、血液腫瘍内科、消化器内科、消化器外科、精神科、脳神経外科、頭頸部外科、形成外科、皮膚科、乳腺外科、内分泌外科、婦人科、泌尿器科、腫瘍整形外科、放射線診断科、放射線治療科、感染症内科、漢方内科、内科、麻酔科、緩和ケア内科、歯科口腔外科、リハビリテーション科、病理診断科 |
許可病床数 | 415床 |
指定施設 | 都道府県がん診療連携拠点病院 がんゲノム医療拠点病院 |
駐車場 | <第1駐車場>203台 <第2駐車場>122台 |
院内の販売施設等
- コンビニエンスストア
- 美容室
- ベーカリーカフェ
- レストラン
- 自動販売機
外来について
紹介状を持って初めて来られる方は、1階入口正面の「総合受付」で案内が受けられます。続いて会計窓口の担当者から書類等の記載や診察までの手順を案内されます。
2回目以降は1階入口右手の「再来受付機」に診察券を入れると「受付表」「呼び出しカード」が発行されます。機械横にある緑のファイルに全て入れて「呼び出しカード」に表示される内容に沿って検査等を行うことになります。「呼び出しカード」表示画面付きのポケベルのようなものです。「この後どこに行くのか~診察室に入って下さい~会計出来ました」まで全てブザー音と共にメッセージが表示されますので、待ち時間は院内であればどこで過ごしていても大丈夫です。
入院中の面会について
コロナ過は非常に厳しい制限があり、僕が入院しているときには術前術後数十分程度の面会と退院時だけ家族と会うことが出来ました。2025年2月以降はだいぶ緩和されており、「1日1回」「最大2名まで」「毎日面会可」になりました。マスク着用・小学生以下は不可などルールもあるので入院前に確認が必要です。
先生や看護師さん、病院内スタッフについて
先生や看護師さんを始め、本当に親身で優しい方しかあったことありません。現在までに入院3回通院2年半を過ごしていますが、警備の方から受付、採血や各種検査、薬剤師さんまでとても優しく、いつも感謝の気持ちで一杯です。
病院といえば、長い待ち時間や先生が話を聞いてくれないなど人によっては冷たいイメージとかあると思いますし、口コミなどでネガティブなことも目にすると思います。良い口コミはなかなか書く人がいないので仕方ないですが、2年半通って怒ってる人をみたのは一度だけ。紹介状を書いてもらったクリニックで行った検査を改めてがんセンターでやる必要はない!と検査料について激怒していました。聞いていて悲しくなりました。