画像出典:がん患者の日常

手術は「県立がんセンター」に

内視鏡検査を行ったクリニックでの生検結果を待つ間に、手術と治療を行う近隣の病院を幾つか提案頂いてたのだけれど、僕は提案には入っていなかった「県立がんセンター」を選択しました。

病院の選び方

大腸がんの手術では主に「腹腔鏡手術」か「ロボット支援手術」が選択でき、後者の方が手術時間が僅かに短く、入院日数や回復時間も抑えらえる可能性がある。成功率はどちらも高い。自宅から通える範囲内で「ロボット支援手術」が行える病院はいくつかありました。術後の抗がん剤治療などの通院も考えなくてはなりません。クリニックの先生からは通院も考えて近隣の幾つかの候補を提案して頂いてましたが、他に持病もないため「がん」に特化した「県立がんセンター」への紹介状を希望しました。

湘南の自宅から電車でも車でも1時間前後。少し遠いけれど一応通える範囲。総合病院と違うところは、当然ですが患者も先生も施設も全てがん患者向けの施設です。看護師さんも含め全ての方が「がん患者」に寄り添ってくれる自分にとっては、とても有難い病院を選択出来たと今でも思っています。

がんセンターと総合病院の違い

がんセンターはがんの治療と研究を専門的に行う医療施設です。手術・化学療法・放射線治療・緩和ケアなど様々な治療法が提供されており、がん治療の中核施設として高度な医療の提供を行っています。総合病院ではあらゆる病気に対する治療が可能だと思いますが、がんセンターではがん治療のみ行う病院となるため、糖尿病など他に治療が必要な患者は総合病院の方が便利かもしれません。