
内視鏡検査後、病院選びのフェーズへ
内視鏡検査の結果を待つ間、担当医からいくつかの医療機関を紹介していただきました。
その中で僕は、がん治療に特化した専門施設である「がんセンター」での治療を希望しました。担当医に紹介状を書いてもらい、受診の手続きを進めることにしました。
病院選びで意識した3つのポイント
病院を選ぶにあたり、僕が特に意識したのは次の3点です。
1.手術の選択肢が豊富であること
腹腔鏡手術やロボット支援手術など、術式によって回復期間や負担が異なるため、選択肢があるのは心強かったです。
2.がん治療に専門特化していること
再発や副作用への対応、術後フォローを含めて、総合的な体制がある点に安心感を覚えました。
3.通院可能な範囲であること
無理なく通える距離かどうかも、長期治療を見据えると大切な条件でした。
専門施設の第一印象
紹介を受けたがんセンターは、治療からケアまでを一貫して行う専門施設でした。
初診の日、スタッフの方々はとても親切で、緊張していた僕にも落ち着ける空気を作ってくれました。
距離は少しありましたが、「この病院で治療を受けたい」と素直に思えたのを今でも覚えています。
スタッフの皆さんもがんに対する理解が深く、安心して相談できる雰囲気がありました。
どこで治療を受けるか」は人生の大きな選択
病院選びは、人それぞれの価値観や状況によって正解が違います。
僕の場合、「専門性」を重視したことで、自分なりに納得のいく治療選択ができ、前向きな気持ちで治療に臨むことができました。
これから治療を始める方には、不安を感じたまま進むのではなく、「納得して選べる」ことが大切だと伝えたいです。